2005.10.11
 紘一 
10月の建設作業日誌

10月8日(土)
昨夜、幹事長が運転する高野さんの車で、大塚さんと私の4人組が豊実に到着したのは10時半過ぎだった。それでも5時間は仮眠をとっただろうか。

朝飯前の一仕事は、どんよりとした曇り空のなかで、「ふくろう会館」2階の長持ちと飾りダンスを「蔵・銀河」へ運び込む作業からはじまった。徐々に、収まるべきものが並べられてくると、内部がますますさまになってきた。9月の建設作業後に賢太郎さんとマキ子さんが何度も塗装を重ねたというシックな色調と大野さんが心を込めた土壁が見事な空間を生み出して秀逸だ。正面入口左手に掛けられた、「蔵・銀河 縄文の館」と彫り込まれた佐藤光義さん書の杉板は、その白い文字が眩しいほどだ。

「滔々亭」も様変わりしていた。大野さんの手で、阿賀野川むきの正面と横手にガラス戸がつき、入口にも引き戸用のレールが仮設されていた。そんな「滔々亭」の囲炉裏で、目の前の阿賀野川で獲ったという鮠の串焼きを楽しんだ。贅沢な昼食の差し入れは、地元の古山さんだった。そういえば、休憩時に「滔々亭」からトンビがくるりと旋廻しながら何度も水面に急降下する様を目撃した。はじめて眼にする生きものの戦いといった迫力だった。
どうやら、「滔々亭」から四季の自然と生き物を眺めることができそうな気配濃厚である。これも、「コスモ夢舞台」の大きな魅力となりそうだ。

10月9日(日)
前夜、マキ子さんが提案した通り、「蔵・銀河」の一階に内祝いの膳が並べられた。渡辺さんから届いた天然酵母の食パンやクロワッサンを出席した7人が堪能した。車座で洋食の朝のセレモニーは、思い出に残るひと時だった。

桐山さんと御沓さんが10時半には到着し、蔵と石夢工房周辺の整備がいちだんとはかどった。山田さん差し入れの上等な牛肉がメインの昼食バーベキューには、伊藤区長、古山さん、ハンター歴豊富な伊藤さんと佐藤俊郎さんの4名が参加された。鹿瀬の杉崎さんといい、地元の方々のご支援は本当にありがたい。きわめつけは、佐藤光義さんが土器を満載したトラックで夕食の最中に現れたことだった。「蔵・銀河」が数点の大きな土器の正座で、別世界に変貌してしまった。公開までひと月弱、期待と不安に心躍る夢舞台の夜となった。

10月10日(月/祝日)
昨日の午後からはじめた、里山アート展の製作時間は午前中一杯だった。幹事長、大塚さんと私は、それぞれの作品をそれこそ地元の古山さんや皆さんのご協力で何とか間に合わせることができた。感謝を込めて、乞うご期待である。