2006.10.30
全国G・Tネットワーク新潟大会(2) 

全国グリーンツーリズム(以下G・Tと略す)ネットワーク新潟大会・第一分科会・阿賀町分科会で佐藤さんがコスモ夢舞台代表として発表、最後の質問のコーナーで、「コスモ夢舞台は趣味の世界なので、G・Tの分類に入らないと思うが……」と発言した輩がおり、周りがしらけ、筆者もムッとなった。
汗を流したことがなく、頭だけで考え、狭い自分の知識の枠の中で分類、分析をしようとする人には、「人が人に出会い感動する」ということが理解できないらしいと前回、記述した。

4回目の開催となると、全国から集まっている人たちとはいえ、毎回、顔を合わせている常連さんのようである。

そんな方々の反応はどのようであっただろうか。
懇親会でも、佐藤さんとコスモ夢舞台に対する評価は高かったようで、その筆頭ともいえる島根県から来られたSさん、翌日、予定の体験コースを勝手にキャンセルして、コスモ夢舞台の見学にいらっしゃった。ホテルまでのお迎えは、佐藤さんが行き、半日かけて付きっ切りで案内をしながら、朝の5時過ぎから沸かした桃源の湯にも入っていただいた。

この方曰く、その土地に言ったら、開口一番、この地域で一番、実践しているおもしろいといわれる人物の名を聞き出し、お会いして、自分たちが企画して造った日本酒を1本だけ持って来て、進呈するのだそうだ。
今回は、それが佐藤さんである。また、48歳になり、今後、「まちおこし」に掛けるにあたって、自分探しの旅でもあったが、コスモ夢舞台を見て、ますますやる気が出てきた。ここまで来てよかったとおっしゃる。
冒頭の件については、何もわかっていない人間だ。自分がそのように(レベルの低いものであると)分類されているということに気付いていないらしいと言われる。

食事が終わったところへ、タウン誌を発行しているSさんが、R459周辺の観光案内マップができあがり、和彩館も載っているのでといって届けてくださった。
お礼を述べながら、佐藤さんから一言、「どこかで見たような表現であること。いわゆる名所、旧跡だけを並べるだけではなく、物語性を入れるとか、一工夫したらもっとよくなる」という提案があった。

それを切っ掛けに、ツーリズムといったカタカナで表現するのではなく、「他火」=旅の原点に戻るべきである等々、4人だけのシンポジウムが始まった。
こうしたシンポジウムを来年は、このコスモ夢舞台で、泊りがけで行いたいという話にまで発展した。
感謝、感動の言葉を残され、島根のSさんは、タウン誌のSさんの車に乗って帰っていかれた。

夜の10時には、G・T第2陣が和彩館を訪れた。男性4人、女性2人、出身は、地元新潟から村上市、南魚沼市、山梨県、大分県、熊本県と様々である。

冒頭の件については、皆さん腹立たしい思いをしていたようで、時間さえあれば、一言、反論したかったとおっしゃる。
村上市のKさん、もう少し近ければ家族を連れて、毎週でも来たいと絶賛してくださる。自治体が関心を持たないのは信じられない等々、G・Tの懇親会が終わった後なのに、地酒の方もよく売れるし、G・Tの話になるととどまるところを知らない。
桃源の湯に、交代でお入りいただいて、床に着いた。

翌朝は、8時過ぎの出発のため早く起きていただいて、滔滔亭、縄文館、ふくろう会館をご案内した。
慌ただしかったが、確かな手ごたえを感じる機会であった。(K.M)

G・Tの定義「緑豊かな農村地域において、その自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型余暇活動」(農林水産省G・T研究会1992中間報告)