2007.03.16
EU・ジャパンフェスト日本委員会・訪問記
御沓 一敏

  古木修治さん、これだけコスモ夢舞台の活動をご理解してくださり、日本中のこれはという方々に広めてくださっている人は今のところ他にはいらっしゃらない。
  そこで、筆者はお礼を兼ねて、古木さんのエネルギッシュなパワーの源泉を拝見できるのではないかとの思いで、オフィスをお訪ねした。

 場所は、麹町小学校のすぐ側、外に出れば生徒たちの元気な声が聞こえてくるような距離である。
 事務所は地味な3階建ビルの3階にあり、通された部屋は明るい色調で包まれ、それぞれの壁際には素敵な本が飾られていた。言行一致の生き方の中には、奥会津書房を訪れたときと同じような暖かい空気が漂っていた。

 ヨーロッパの出張から帰られたばかりなのに、その疲れは微塵も感じられず、古木節が炸裂しはじめた。
 地域活性化フェア、お役所の対応、戦争請負会社、ODA、貧困、NPO、ヨーロッパの復興、外国の人の目で見た写真展、日本の一般市民の立ち上がりなど、好悪の裏の裏まで知り尽くした上での発言が単なる批評家のものでないことは、知る人ぞ知る、その実績が示している。

 なぜ、このような活動をされるのかを少し、お聴きしてみた。“世の中には、自分の能力を発揮できないまま、一生を終える方がたくさんいるから”との答えが、かえってきた。
 第3回縄文の風シンポジウムの時にも話したが、敗者復活はないと言われている日本社会にあって、再生・元気・復活が実証されているコスモ夢舞台の活動とが重なり合って、お互いが響きあっているのだということが、改めて確認できた。
 また、高校時代の恩師に、カナダ出身で、47年間、日本で教鞭をとられていた方がおり、その方の影響を受け、忠実に教えを守り、生きて抜いているという自信と誇りのようなものが感じられた。

 いくつかの、本を紹介されたが、特に「ハチドリのひとしずく」(光文社・税込1200円)というページ数は少ないが中身のたくさん詰まった本がズシリときた。帰りに早速、書店で求めて読んだ。
 「いま、私にできること」という副題が示すとおり、小さな一つの行動でも集まれば大きな力になるという話は、お互いの活動に共通していることで、一層、勇気付けられた。

3月31日の「出版記念パーティー」には、3人でお見えくださるとのことで、再会をお約束してオフィスを後にした。