2007.12.01
GTネットワーク東京大会
御沓 一敏

6回全国グリーン・ツーリズムネットワーク東京大会が文京区にある東洋大学白山キャンパスで開催され、350名余りの方が参加した。
賢太郎さん、マキ子さんが分科会で発表するとあって、ふくろう会々員10名が駆けつけた。さすがに関東における動員力は違う。また、NPOにいがた奥阿賀ネットワークの方々とも挨拶を交わす様子も見られ、お互いの新密度も深まっていることが感じられた。

オープニングで大会実行委員長の青木教授から10項目に渡る問題定義があった後、12の分科会に分かれて、事例発表、意見交換が行われた。
私は、「農村体験」の部に出席した。マキ子さんはこの場での発表ははじめてであるが、他で鍛えているだけあって、自らが実際行ってきたことを落ち着いて述べているのが印象的であった。
他の発表者からは農村体験が一過性になっていないか、農業ショーになっていないかとの指摘があったが、自分たちは毎回、真剣勝負で臨んでおり、それに該当しないことで、逆に自信を得られた。

都市部の方の意見ということで、F社総研の方から、一律に見えて、どこを選ぶのか差別化が難しい。また、農業体験で何を学べるのか、何を得られるのか、何を復習できるのかを知りたがっているという意見があった。最も日本人らしい質問だなと思いつつ、数多くのの事例を挙げれば納得してもらえるのかどうか、機会があればもう少し聞いてみたいものである。

また、生命を預かる側として、保険面での体制や訪れる人の体質等の事前調査が大切であるとの話があった。しかし、それだけではなく体験の現場を預かるものが、体験にきた子供の性格や資質を瞬時に見抜く力、違いを受け入れていく力も身につけていなければ本物には近づけないのではないかと思った。

1時間余りの分科会報告に続き、全体交流会へと移った。
開催側が用意したメニュに−加え、各地から持ち寄られた自慢の郷土料理や酒、焼酎、ワイン類が披露され、最も楽しい一時となった。
新潟県阿賀町大会や和彩館を訪れてくださった何人かの方々にもお目にかかることができた。
ボランティアの学生さんたちとも話す機会があった。おじさんたちも田舎で元気にやっているし、あなたたちもこうしてボランティアで頑張っている。日本もまだまだ大丈夫なのだというメッセージを伝えた。

GTnetの会の隆盛、発展は喜ばしい限りであるが、大きくなるにつれて、きめ細かな意見交換が難しくなることは否めないなと感じる大会でもあった。