2018.08.26
忙中に閑あり
佐藤賢太郎

毎日本当に忙しい。ウーファーがいなくとも、我が家には研修生がいてとても張合いがある。とっても素晴らしい二人の研修生である。

研修生がいるために、私はおのずと忙しくなる。迷惑とういうのではなく、彼らがいるから里山アート展の準備ができ、張合いがあるということであります。彼ら20代、30代の若者が変化する姿が、実に嬉しい。 
  里山アート展の準備として、昨年までは仲間に草刈りをしていただいていた。高齢化のため、もうそれができなくなってきたのです。しかし、里山アート展開催の継続はその変化に対応しなければならない。色々な方の手伝いを組み合わせる事であります。

草を刈った後、ヤギの餌にするための干し草集めを研修生の二人に手伝っていただいた。その前に、寺の小屋を壊したので、トタンや廃材を運んでほしいと電話があった。それもこなす。これも里山アート展やコスモ夢舞台の発展につながっている。 

昨日は草刈り機が止まらないというので、津川のクボタに故障(?)を見てもらいに行った。その道すがら車窓から田んぼを見ると、田んぼには稗がはびこっていた。

「稗というのは皆が抜くものと思った」という吉田麻希さんは、新しいことばかり体験している。全然わからないことが多い。でも彼女の素晴らしさはとても素直なことです。

耕平君も顔の色が黒くなったばかりではなく、逞しさが見えてきた。彼が言うには、心が変わってきたという。彼を褒めることもあるが、私は怒って「考えなさい、それに農業をするには、最低限の腕力が必要だ」と言うことがある。

こうした中、私は津川の温泉宿古澤屋に連れて行った。束の間の癒しである。風呂に入りながら、私は「これって最高の贅沢ではないか?」と耕平君に呼びかけ、そして「あとは希望を持ち続けることだ」とも言った。