2018.04.11
変化に対応する生き方
佐藤賢太郎 

社会は絶えず変化してきた、そして人間も。歴史がその姿を物語っています。昔、正義であったものが今では悪になっていることもある。戦争もしかり。そうしたなかで、私は今をより善く生きようと楽しんでいる。 

Nさんが4月からお出でになり、我が家も変化しています。70歳にして、生きる知恵とはこういうことではないかと、目の前にしてやってみせ、させてみて、話をしています。一週間の生活を通してNさんは感想をホームページに書いています。感想として、彼女がその背景を表現していることです。ただ楽しいというなら、私は物足りない。お世辞で言っているか分からないから。正確に言うなら、言葉少ないNさんはどう思っているか定かでない。  

季節は巡り、いよいよ4月も中旬に入ろうとしています。皆様がお出でになる前に全て完成しておきます。山の水を利用して水道管を抜本的に改善しています。これは危険と隣り合わせの大改修です。おそらくその足跡は共にその場にいなければ解りません。食のための堆肥の施し、畑は待ってくれません。暖を取るために薪も作らなければなりません。幸いにして、Nさんに切って頂き、倒木をチエンソーで切り、ストーブを燃やしています。私たちは循環可能な生き方を目指しています。 

こうした一連のことは、「積極的に生きる。和して生きる(安易に仲良くではなく、努力しての上で得る)。人のために生きる、折り目正しく生きる。楽天的に生きる。」ということに要約されると思います。