2010.11.25
総会準備、新会員とともに。
佐藤賢太郎

11月20日NPO法人コスモ夢舞台の総会準備があり、地元の会員が入っての話し合いがあった。総会はやはり豊実で行うのが自然である。とはいえ、会員が多い関東でも総会準備をしなければなりません。

私はコスモ夢舞台のコンセンサス(「感動ある人間交流」)をまず初めに述べました。つぎにNPO法人になっての成果、里山アート展について、今後について皆さんに報告しました。

続いて、皆さんから一人一人意見を伺うことになった。これまでは気心の知れた付き合いの長い方々との話し合いが主であったが、今回はこのような会議に初めて参加する方々が、コスモ夢舞台について自分の意見を述べるという今までにない展開となった。

例えば、地域活性化とは人が多勢集まることだから、それには「食」で人を惹きつけるのが一番という意見もあった。
   また、カカシは良かったが、里山アート展の作品はもっと分かりやすい方が良いのではないかという声もあった。

コスモ夢舞台は法人になって、いろいろな方が参加するようになったので、会員相互のコンセンサスは不可欠です。もとより会員はそれぞれ個性があって、一人一人輝くことが必要です。それには会員として古いとか新しいにこだわらず、何を求めて会員になったのか、その一点を大切にしていきたいと考えています。

しかし全体として何を目指すのか、それがしっかりしていないとコスモ夢舞台がコスモ夢舞台ではなくなってしまいます。

私は都市との交流を通して、過疎地に人が集まる魅力を創ろうとしていますが、人が集まるためにのみ行動しているのではありません。また、分かりやすい作品を展示すること自体は否定しませんが、私の開催したい里山アート展は、そこに焦点を合わせてはいません。考え方や創造力が大事ですし、当然見えない影の努力がなくてはなりません。

里山アート展の開催、ビオトープつくり、田んぼ夢舞台祭り、教育と農など複数の事業を総合して取り組んでいくのがコスモ夢舞台です。『今の時代はどこに向かっているのか』それを考え、それぞれの事業をどう組み合わせ、いかにコラボレートして表現いくかがまさに創造です。

里山アート展を中心に据えて、さまざまな事業を継続的に開催している意義もそこにあると私は考えています。これからは折にふれ、その点を会員と話し合っていかなければならないと感じています。