設立趣旨書

1   趣旨

13年の歳月をかけて、郷里豊実に美術館や東屋、宿泊・食事処を古い建物をリフォームしながら仲間とともにつくってきた。同時に、自然の資源や景観の再生と創出にも取り組んできた。これらを活用して一体として総合的に具現化するものの総称を「コスモ夢舞台」と名付け、現代の桃源郷つくりをめざしている。

里山アート展などさまざまな活動を広げる中で、地域や地元の人々との協力が大切になってきた。また、過疎地域と個人の活性化を願う気持ちから、都市部の中高生や成人、海外のアーチストの方々との交流も積極的に進めてきた。

個人や地域が元気を取り戻すには、アート、農と食、環境保全、教育など広範囲なイベントやシンポジウム、講演活動は欠かせない。さらに、地元の人々との連携強化と資金面の裏付けは必須要件であると痛感している。

高齢化の進む過疎地域でのコスモ夢舞台の活動をより多くの方々に知っていただき、継続的に発展させていくためにも、仲間と地元の有志と相談の上、今回特定非営利活動法人として認可申請に踏み切ることにした次第である。

2  申請に至るまでの経過

1990年 佐藤賢太郎とふくろう会(コスモ夢舞台の母体)発足

2002年 夢舞台デザイン構想発表

2004年 「第1回里山アート展」、「縄文の風シンポジウム」開催

2005年 コスモ夢舞台実行委員会設立

2006年 「コスモ夢舞台2006」県文化振興財団助成事業。西会津国際芸術村講演会(ギリシャ奮戦記)。GT全国大会阿賀町講演会(コスモ夢舞台を語る)

2007年 「コスモ夢舞台2007」県文化振興財団助成事業。「第4回里山アート展」日本芸術文化振興基金助成事業。島屋個展講演会(地域再生)。GT東京大会講演会(アートと地域おこし&体験型教育)

2008年 「コスモ夢舞台2008」県文化振興財団&EU・ジャパンフェスト日本委員会

助成事業。「第5回里山アート展」芸術文化振興基金助成事業。冊子「コスモ夢舞台」Vol.T完成

 2009年 「コスモ夢舞台2009」EU・ジャパンフェスト日本委員会助成事業。「第6回里山アート展」芸術              文化振興基金助成事業。「2009奥阿賀・田んぼ夢舞台祭り」は「文化庁『地域文化芸術                  振興プラン』」として実施。
              DVD「ミチビかれた軌跡と創造」(コスモ夢舞台10数年の道のり)完成