2005.09.18
御沓 一敏
74歳のライダー(辛口の師)

自分とは、一回りも違う74歳のライダー・Hさんと久しぶりにお会いした。かれこれ30年以上のお付き合いになる。
かつては、二大広告会社の一つH社にお勤めで、バリバリのディレクターであっただけに、当初からいろいろな面で、厳しいアドバイスやご指摘をいただいてきたありがたい存在である。その方から、やっと、「(絵)筆が走ってきたね」と言っていただいた。

当時、パソコンが出はじめの頃で、PCとは何かという宿題をもらった事がある。
そのPCとも一切決別し、文書や手紙も手書きに戻った。仕事も2年前に辞められたという。
唯一、1100CCの大型バイクだけは乗り続けられており、そのバイクで「1000観音めぐり」をしている。しかし、大きいのも75歳で終わりにするとおっしゃっていた。

ところで、H姓といえば、「正之」さんが有名だが、もしや会津のご出身ではと、はじめて尋ねてみる。その末裔だとの応えが返ってきた。
1000観音めぐり」の理由は、昔、自分がとってきた言動に対して、慙愧の念に堪えない。反省を込めて回っておられるという。やはり、この方も縄文の血を引くのか、実に真摯な方である。

そこで、コスモ夢舞台の話になる。来年かその後か、柳津の方へ行く予定なので、豊実まで、足を伸ばすよと言っていただいた。また、一つ縁が繋がりそうだ。