2012.09.22
大学生に贈る言葉
佐藤賢太郎

9月24日に、新潟大学の女子学生3人が夏休みの最後にコスモ夢舞台で合宿したいと申し出がありました。彼女たちとは、大学のダブルホームというサークル活動を通して3年前に知り合いになりました。そのサークルはコスモ夢舞台の活動に関心を持ち、それ以来大学生がポツポツと豊実に来訪するようになりました。

大学では聞けない話に関心があるようですが、今回彼女たちとこんな話しをしたいと思います。

1.人生は選択の連続である

大学時代は自己を確立する目を養う時であり、それがやがて自分の人生を決めてゆく。例えば結婚も、何を基準に、だれを選ぶかという選択の一つである。教養や学問は、人生選択のために養うものである。これは大学生だけではない、誰もが一生自分を高める努力が必要であろう。あなた方はどう思うか。

2.食は命を守る

食は単に空腹を満たすものではない。命の根源にかかわるものであることを知るべきである。自然の法則に沿った食べ方をする、それを生食という。誤った食の信仰のままではいけない。健康があってこそ、活動的な生き方ができる。あなた方はどう考えているか。

3.挑戦する生き方

感動する生き方は失敗もあるが、好奇心を持って挑戦して生きること。ただし、自己責任を伴う。安全なところばかりにいては感動も生まれない。紙一重が人生かもしれないが、動いてこそ感動はやってくる。コスモ夢舞台への合宿もその一歩かもしれない。あなたは挑戦する生き方をしていますか。

4.一日一日にかける生き方

人の命はいつまで続くか解らない。それを私は実感している。だから常に夢を創造して、それに向かって一日一日に感謝して生きることだ。それがまた生命力を生み出すのだろう。そして感動も生まれる。与えられた命の有難さもわかる。あなたはどう感じますか。

5.何事も自分を育てるのが縁

自分にとって良いことも、不都合なことも自分を育てるための縁。たとえ病気であっても、それは自分を育てるための天からの手紙。そこから、今まで見えないものが見えてくることもある。あなたはどう思うか。

6.運命は自ら招き、自ら拓く

人の恩、愛を感じ、素直にそして感謝する人になる。そんな人との出会いは以上のような積み重ねによってつくられると思う。

困難なこともいろいろあったが、私は今が一番幸せな時なのだろうと思う。心を通わせることのできる人との出会いは、私の財産である。あなた方はどう感じるであろう。