2013.01.30
「コスモ夢舞台讃歌」が生まれる
佐藤賢太郎 

昨年、頼んだわけではないのに我われのために、知人が「ふくろう賛歌、コスモ夢舞台」の詩を書いてくださった。「詩を作ったのでどなたかに曲を作っていただけないか」と言っていた。

私はそれほど関心があったわけでもないので、そのままにしていた。すると、会員の渡辺美紀さんが知人の中島由美子さんに頼み、「ふくろう賛歌」の詩に楽譜をつけ作曲してくださった。美紀さんはCDにして出来上がったと、私たちに渡してくれた。詩の内容は別にして、聞くとさわやかな曲であった。しかし正直なところ、私はやることが多く、忙しさの中でそのままにしていた。 

 今度は会員の時崎庸二さんが、「ふくろう賛歌」を編曲したという。時崎庸二さんが作ったのではなく、エレクトーンの演奏が特技という娘さん(斉藤理恵子さん)が編曲してくださったようだ。時崎庸二さんは、ここまで編曲するご苦労を私に熱く伝えくれた。そして仲間にも聞いてもらおうと、東京ブロック会の日にラジカセを持参された。おかげで、我われも聞くことができた。あとは詩を変えるだけである。自分の思うコスモ夢舞台の詩をつくろうと思っていたが、私はなかなか手が付けられなかった。しかし、他ならぬ美紀さんや時崎庸二さんがそれぞれに熱を入れていると知って、放っておけなくなった。

 東京から会津に帰る高速バスの中で、やっと詩を書く決心をした。
私はふくろう賛歌ではなく「コスモ夢舞台讃歌」にした。楽譜に合わせて詩を作るのは初めての体験である。俳句の5、7、5ではないが、7文字にしなければならないこと、詩の内容がコスモ夢舞台を作った志や理想、コスモ舞台の背景にふさわしいものでないといけないなど、考えなければならないことが多かった。 

作詞家でもない私には限界がある。といって、なんでも手づくりでやってきた手前、どなたかに作詞依頼するわけにもいかない。

何度か直し、ようやく詩が落ち行いた。そこで初めてメロディーのついた編曲を聞きながら歌ってみた。すると、メロディーがないと歌うことが難しいと分かった。そこで時崎庸二さんに電話すると、この編曲は娘さんとご主人が相当ご苦労されたことが分かった。

時崎庸二さんと奥さんは、この詩の内容に大満足との感想であった。今度は渡辺美紀さんに電話すると、「詩の内容にふさわしく締められると、もっといいのではないか」と私と意見が一致した。

 不思議なのは、頼みもしないのに詩が作られたのがきっかけで「コスモ夢舞台讃歌」ができたことである。作曲され編曲され、それに動かされるように詩ができる。みんなバラバラ、それぞれの想いで作ったのに、出来上がってみれば、まとまっていたのです。不思議なことです。詩の内容は決して軽いものではないが、メロディーは明るい。それがちょうどいいと私は思った。

渡辺美紀さん時崎庸二さんの主導で、最後に私が動かされた形の「コスモ夢舞台讃歌」となった。時崎庸二さんの家族は歌い始めているという。

この歌はコスモ夢舞台共和国の国歌であるから、満足のゆくものにしたいものです。まだ少し変更することがあると思いますが、取りあえずここに詩を発表します。

『コスモ夢舞台讃歌』 

      作詞/佐藤賢太郎 作曲/中島由美子 編曲/斉藤理恵子

T.友よ輝け 夢の舞台で

この世に出会う 遥かなえにし

夢を語りし 分かち合う友

2.友よ輝け 自然の舞台

汗を流して 夢づくり

未来に続く 永久(とわ)の友

3.友よ輝け 山河の舞台

笑顔(えがお)は力 感動出会い

本物目指せ 支え合う友

4.友よ輝け 青い舞台で

時は今イザ 夢は現れ

夢館や  いのちの田圃 

5.友よ輝け 白い舞台

歯をくいしばり 春を迎える

涙は宝  友は宝よ 

<捕捉>

青い舞台は「躍動する季節」。白い舞台は「厳しい冬の雪」。しかし、この季節は死ではない。躍動を前にした芽生える時という意味です。歯をくいしばりは「人生に難はつきもの、しかし必ず春が来る」そんな人生観を意味しています。