2013.02.20
EU・ジャパンフェスト日本委員会訪問
佐藤賢太郎

2月16日(土)、EU・ジャパンフェスト日本委員会の事務所を訪問した。今年は欧州文化首都の開催地がフランスだそうですが、古木修治さんはじめスタッフは、その準備をしているようでした。古木修治さんとは昨年会っておらず、久しぶりの会合となった。 

フランスで農業研修をしていたという、現在日本で農業をしている磨家さんという方と事務所で一緒になった。昨年、フランスからフランソワさんが田んぼアートに関心を持ち、視察にお出でになった時、私も青森の飯館村に同行したいきさつがあった。話のなかで農業に対する考え方についいて磨家さんと意気投合するところがあった。彼は30代の若さであるが、もともと関西育ちで無農薬農業をするために千葉に住んでいるという有能な方のように思えた。磨家さんと新たな付き合いが期待できそうである。 

今年、フランスでの田んぼアートがどのように開催されるか分からないが、その接点に私たちが何らかの関与ができたら面白いと思った。古木修治さんは「フランでは青森で行われている田んぼアートのようなことをしたいと言うが、それはアートでのかかわりの入り口であり結論ではない」と言っていたが私もそう思う。全て初めから見解が一致するとは限らない。事務的なことはアバウトのところもあるが、核心となることについて私と古木さんは共通理解があると思うそのようなことを言っていた。今後の展開はどうなるか解らないがそれはドラマのような展開になるだろう。感動することはあっても、がっかりすることはない。私は脚本を書いてゆくように楽しんでゆきたい。