2018.03.07
感動一杯の集会1
佐藤賢太郎

 3月7日夕方、台湾に来て最大のイベントになった。私たちは夕方6時、ホテルの近くのライさんの経営するレストランに行きました。 

そこに農業従事者が集まる事になっていました。

 日本語が堪能で農業をしているライさんがお見えになり、時間前にライさんがなされている米を作る農業の様子を動画で見せてくださった。真剣に実行されていることに頭が下がる思いでした。国の事情は違っても向かう方向は同じであり、すごいことをなさっていると思った。私のやっていることでライさんにできないこともあるでしょうが、私にはできないことをされていると感じた。パソコンを使い、人をつなぐ能力ある方としみじみ感じ入った。

 ライさんと私は、国は違い、年齢は違えども共通するものを感じた次第である。人間に国籍なんて関係ない、私はそんな風に感じてしまうのであった。

 いよいよ私が話すことになった。その前にWuさんが、私とのなれそめを台湾語で話しました。途中この部分は通訳しないでというとみんなが笑っていた。結局、台湾語ばかりで挨拶は終わった。台湾語で話すので、私には分かりませんが、彼の生き方、その真摯さが印象に残りました。

 そのまえに申しますが、日本でのこれまでの反省を踏まえて、ホテルで聴く人に合わせて一部を修正しました。家内はその修正を見て、疑問に思ったようです。

今日は審査員が聴く対象ではないのです。なぜ私がこのような行動をしているか、知りたがっている人たちの集まりです。それに何といってもライさんがそこにいるのです。それが家内には分からないから、削ったほうがいいと心配したようです。