2018.05.27
4つ目の小屋建設
佐藤賢太郎 

我が家は薪ストーブを使っています。新潟県で、阿賀町は寒暖の差が一番大きい地域です。水がきれいで寒暖の差があるので美味しいコメができます。我が家では、5月に入っても寒い日は薪ストーブを使います。このストーブを使うには薪の確保が絶対条件です。薪の保存には雨や雪から湿気を防ぎ、腐らせないために小屋が必要です。 

復活田んぼの次の大仕事はこの小屋つくりです。

大野さんが不在で、ウーファーもいないとき、私は一人で小屋つくりをしています。いい加減に建てるのではなく、水平器を使い、そして今回は水盛りを使い、左右の水平が保たれているかを正確に出すためです。

なにしろ地面が斜めなのです。柱を建ててからチエェーンで切ります。それをコンクリートで根元を固める。固めるのは柱が倒れないようにするため、木を腐らないようにするためです。柱は明治時代に建てられたという、解体した古い民家の太い柱を使い、雪の重さにも耐える柱です。

一人でつくるのですから、考え考え試行錯誤していますが、辛いというよりも、楽しいのです。里山アート展の作品つくりのようなものです。 

私はフォークリフトがあるから建てられます、それがなければ小屋は到底作れません。フォークリフトは実に頼もしい助っ人です。水盛りも必要なりました。ホースを買い、バケツに穴をあけ自分で作りました。水盛りは買わなくていいのです。屋根は昨年頂いた型枠板を使いトタンは集めたもので造ります。皆さんがご覧になったら驚くかもしれません。私の作品であります。

こうして貸家のリフォーム、田んぼの復活、小屋つくりと環境を整えています。その合間に里山アート展の準備をしています。