2011.08.25
教師と生徒
佐藤賢太郎

8月22日(月)会員のOさんが今年の里山アート展に出品参加するために教え子とともにおいでになった。彼は素人ながら里山アート展に参加する喜びをつかんでいる一人である。

聞くところによりますと、こちらへ来る直前にOさんは教え子にものすごく怒ったそうです。しかしそれを境に、教え子との人間関係が深まっていったそうです。こちらに来る道中、車の中でいろいろ話をしたのでありましょう。

教え子は、コスモ夢舞台のある豊実は自然がいっぱいで素晴らしいと感動したようです。この日は、自然食を楽しみに別のお客様がおいでの日であり、食事も特別メニューであった。Oさんたちも同じ食事をすることになったのだが、その食事をすることにまた感動していた。

午後、いよいよOさんは教え子に手伝ってもらいながら制作にかかった。いろいろ話をしながら作っていたようである。そして桃源の湯に私と3人で入った。これまた感動の連続だったようである。

夕食をとりながら、いろいろとOさんと私たちの話をしました。そしてコスモ夢舞台のDVDを夕食後に見せたところ、すごいと驚いて、また来たいですとも言っていました。

私は教師と教え子が、コスモ夢舞台でお互いに大きな意義ある貴重な時を持てたのだと思う。教師として与えられる喜び、教師から得られる喜びを、この夏、期せずしてお互いにつかんだのだと思う。

しかし、これはOさんが行動したからこその結果であります。「動いてこそ感動はやってくる」と私はいつも言っておりますが、まさしくそのとおりだと思う。この時世に教師と生徒がこんな機会を持てたことは幸せであると思う。

コスモ夢舞台は活用次第では、ここを訪れる人びとの心の中にいつまでも残る宝となるのではないかと思った