2018.10.30
難しい風呂の水と忙しさ
佐藤賢太郎 

20ミリの給水管から70ミリ管に配管した。

といっても全部70ミリの配管では途中坂があり、押し戻される水圧で水が出なくなってしまう。徐々に細くして20ミリ管にする。

これでいいかと思ったらまた水が漏れ、水を浴びながら4月からなんとかよりよくしようと頑張った。時には危険なことがいっぱいあった。 

思いが深く、それを今年の里山アート展の作品「ハシゴ」(荻原正江さん)に使っていただいた。私は何とかして風呂の水を完備したいと懸命でした。会員の方は勿論ですが、ウーファーにも中学生にも、桃源の湯の風呂の素晴らしさを体験していただこうと思うからです。何でもそうですが、人がいるから、私は頑張れるとしみじみ思う。

これでもかと頑張る、しかし配管つなぎ目からまた水が漏って、泣きたいほどである。 

配管には、時崎庸二さんにステンレスのパイプを提供していただきました。また、5つ目の浴槽は手に入らず、手持ちの浴槽にFRPを塗りました。二つに分けた風呂場も空間を広くしました。

こうして懸命に、そして冷や汗を流してきましたが、今日とうとう出来上がりました。一抹の不安があるものの、今のところ漏れがありません。

廃材や森林の倒木を活用し、清水で風呂を沸かしていますが、食事と同じように、風呂は大切なところです。風呂がなかったころ、仲間と鹿瀬の赤湯に通ったことが思い出されます。 

今度こそ配管を直したと思ったら、また水漏れが出てきた、つなぎ目から漏ります。もっと長いつなぎ目はないかと探したところ、ついに発見しました。これでやるしかなかった。そしてついに水漏れは止まった。  完璧とは言えませんが完成しました。4月から始まり11月までかかったことになります。

これが私の実践です。私は農作業、アート展、イベント、ウーファーの対応、屋根貼り、講演の準備、海外(カナダ)移住者の受け入れ準備など、あらゆることを同時進行で、多くの方と対応しています。そこには皆、人間関係があります。とても忙しいので彫刻ができません。でも、来年4月に個展が企画されています。私には退職がありませんが、ゆっくりしていられません。里山アート展にしても即断即決です。賛同してくれる方とやっていきます。何を考え行動しているかは、ホームページを読んで判断していただきたいと思います。