2020.9.3
その3 ケガ
佐藤賢太郎

 タイトルではわかりませんが、読むうちにわかります。
 大きな命がけの仕事が終わりました。その後、甘くかかったのでしょうか、石庭つくりに切削機で石を切るまではよかったのですが、石をテーブルから降ろすときに足の親指に石を落してしまいました。   
 油断です。そのまま仕事をしようとしましたが、とてもその気分になれませんでした。

 家に帰ると血が出でいました。包帯でグルグルと巻き、その上
にタオルを巻きました。血が止まりませんので、ビニールを巻きま
した。 そうして2日置いたのですが、周りからも医者に行けと言う
ので坂下の厚生病院に行きました。医師や看護婦からどうして来な
かったのですかと聞かれました。レントゲンを撮ると骨が折れてい
て縫ったようです。
 休暇です、仕事は休みにしました。家内に車いすで運ばれました。アートフェスタの準備の時も足が痛くなり車いすでした。普段は、私を最低と文句ばかり言う家内がいてくれてありがたかった。

 不思議にも私は戦意を喪失しません、やる気満々です。こんな風にやる気が出るのはどうしてですかと、質問されそうです。
 日本人の若いウーファーと違いますね。これで1,2,3とつながるでしょう。私は石庭つくりを、どうしてもやり切るつもりです。