2018.03.13
台湾を訪ねての結び
佐藤賢太郎

 何事も、体験することではっきり見えてくることがあります。あなたも悩む前に、行動してみてはいかがでしょう。海外に行く機会が多い方は何を感じてきているのだろう?

Wuさんにしても、ライさんにしても、台湾イーラン県で農業をされている皆さんも、私のやっていることを理解してくれる、有難い方々と出会いました。何といっても、旅をすると人との出会いが一番嬉しいことです。

可能であるならば、これをご縁に私の所にお越しになり、永住されることを将来に期待したいと思います。

私は今までヨーロッパに行く機会はあったが、台湾は初めてだった。台湾は日本の近くにありながら、私は知らないことばかりでありました。どこの国に行っても、国が違えばそれぞれ事情が違い、どこが一番いいとは言えないかもしれません。便利だからよいなどとは言えませんが、人は慣れたところの方が行きやすいのでしょう。

再三同じこと言うようですが、Wuさんにしても、ライさんしても、台湾ではインテリです。その方々がソーシャルワークに励み、あるいは田んぼに入って米つくりをしています。ライさんは真剣な目です。中途半端ではありません。

どうしたら若者が田んぼに目を向けるか、国の教育にまで、考えは食い込んでいました。凄いと思います。

台湾の方は外国人に対してあまり違和感をもたないようです。とくに日本人には。黒人の方は見かけませんでしたがが、介護の仕事では東南アジアの方を多く見受けました。

台湾では今、田植が終わったところです。帰国しても豊実は雪がたくさん残っています。台湾はその辺にバナナがあり、パイナップルも目にしました。出国、入国も早くできるのが日本です。外国は長蛇の列、遅い。私はそれで優劣を言っているのでありません。それぞれの国によって違うということです。

台湾帰国後Kさんと話をしました。私の聞き違いがあるかもしれませんが、私の主観と思って受け止めて下さい。

Kさんは「台湾人は日本のいいところを見て付き合っているから親日派ですね。日本人はハングリー精神が少なくなってきている。つまり逞しくないということです。若者が夢をもたなくなっているというが、私たちに夢がない、安定ばかり追っているから、若者もチャレンジしなくなる。私たちが頑張らないから、今日の日本になっているのでしょう。今国会でもめているのも重箱の隅を突っついているようでもあり、文句ばかり言ってその人は何をしていますか。マスコミは夢をもつ人間を追わないで、人のあらを見つけることに焦点を宛てているのではないか?」と語っていました。

そして私が、「後継者は日本を含め台湾にいるとさえ思いました」というと
「それがいい」と言いました。また久々にKさんとお会いしたいものです。その時、来年の私のプランを伝えようと思います。

ともかくこのチャンスを生かし、私は台湾との交流を深めたいと願っています。私の後継者が出てくるといいのですが、、、。

断っておきますが、後継者はもちろんアーチストでなくても問題ありません。生きることにアーチストのような情熱があれば。

最後に写真の説明をして終わります。海に浮かぶ島は台湾人の愛してやまない島だそうです。私たちが台湾に行った時はあまりい天気でありませんでした。