2017.06.25
地域づくりと佐藤さん母校での講演
鈴木 隆雄

  6月22日(木)国土交通省から地域つくり視察を視察するために豊実にお出でになりました。
全国から地域つくりに数多く推薦された中でNPO法人コスモ夢舞台が残り、今回の視察となりました。

私たちの活動は20年余になります。佐藤さんから20年かけて作り上げて来たコスモ夢舞台の経過が説明されました。里山アート展、食と健康、無農薬米、体験学習、物産の開発、移住、障害者のアート展参加、国際交流など将来の展望と課題を率直に話されました。また同席した仲間からそれぞれ思うところを話しました。その後建物、石舞台、田んぼなどを見学していただき、終始和やかな雰囲気で終わることが出来たように思いました。

  24日(土)、息つく間もなく「母校で未来と希望を語る」佐藤賢太郎特別公演のため豊実から埼玉県東大宮にある母校芝浦工業大学大宮キャンパスへ来られ、講演をされました。

佐藤さんが彫刻家として今ある自身の存在の原点である、大学での学びとラグビーの出会いを通して体を鍛えたこと。教職の道に進み、傍ら道祖神に魅せられ彫刻家を決意し一直線に邁進してきたこと、そして今ここに立っていることを講演されました。

佐藤さんが郷里豊実に帰り、そこを拠点に仲間との結びつきを拠りどころとして、芸術活動を中心に数々の事業を行っています。田舎と都市の交流、国際交流、空き家を活用した人との交流を図るなど、過疎の村、少子高齢化の加速する社会に、田舎暮らしの有用性を発信すべく根拠が一つひとつ積み重ねられている、未来に発展する希望の講演のように受け取りました。