2012.07.06
実践を楽しむ
佐藤賢太郎

ホームページの投稿欄に、活動されている会員の顔が素晴らしいと感想が寄せられていました。

なぜなのだろうかとは触れていませんが、私は思います。一言でいえば、それは“実践を楽しむ”ということに尽きるだろうと思います。人に命じられて義務的に作業や行動をとると、そうした顔にはならないでしょう。自らが積極的にその意義を見出しているからだと思います。

会員に限らずコスモ夢舞台にお出でになる方が、そうした顔を見せてくださることは、しばしばありまます。それはまさに、コスモ夢舞台の目指すモットーのひとつ「一人ひとりが輝く」ということなのでしょう。

オリンピックのマラソン選手がアップダウンの激しい道で歯を食いしばって走っているのに、高橋尚子選手は笑顔で走っていた。

「走ることを楽しんでいる」と感想に書いてありました。何事を成し遂げるにも、それなりに苦労はついてきます。目標が大きければ大きいほど苦労も比例するでしょう。私も、出会う難を楽しむまで心境を上げるようにしたいものです。

コスモ夢舞台も昨今、ハード面もソフト面でも胸突き八丁に来ているように思える。困難を楽しむまでに変えることが必要で、あともう一歩だと思っている。

少なくとも私は、アートの本質に迫りながら作品「いのちの田んぼ」の制作を楽しんでいる。小さな生き物たち、例えばメダカの泳ぐ姿を愛でながら癒されています。

困難はより本質に近づくチャンスであり、自らを輝かせる機会を一歩前進させていただいていることだと思うのです。