200802.07
2008年のスタートと夢
佐藤賢太郎

2008.1.29父亡くなる。ふくろう会の有志に方にお参りをしていただき心より御礼申し上げます。
   父は13歳で親をなくし、財閥と言われた経済的豊かさから一変してしまった。戦争から帰り、家庭内のごたごたもあり、ただ馬車馬のように働くだけの人生であった。大火で家が消失と大変苦労をした人生であった。だから父は私のような夢をもつ選択はできなかった、あるとすれば、ただ子供や孫の喜ぶ姿を見ることだけだったと思う。私は生前、父とは人生の選択にも対話らしい対話をしなかった。何も言わない父であった。父は子供のすることに一度も否定したことは無かった。
   そんな父がいてコスモ夢舞台が立ち上がることになった。だからみんなでつくる夢は大きいほど(何とか賞を受賞という世の中で言う大きいと言う事ではない)、亡き父に喜んでいただけるのだろうと思う。それは地域を越え皆と仲良くする夢舞台ビレッジ空間をつくる事。

 毎月購読している倫風冊子に「養生のすすめ」コナーに生きる力の源は、「感動する心」と「豊かな感性」とあった。著者は有名な日野原重明さんであった。コスモ夢舞台をつくる私には共感するものがある。 
 また「人生には、喜びだけでなく老いや死、仕事や家庭関係の悩みなど苦労は尽きないものだ。生老病死、それと呆けは避けがたいものです。全て当たり前やと受け入れましょう。何でも欲張らずほどほどにしましょう」と80歳の総合人間研究所所長早川一光さんが言う。貝原益軒も健康は自然の摂理に沿った無理をしない生活、欲張らずほどほどほどにと説いている。私は少し欲張りカナと思う節もある。

 さて今年の夢を語りたいと思う。ふくろう会の友と語るから夢が生まれる。ふくろう会幹事長初め有志の方が父の御参りにおいで下さったとき語り合った話しです。「ギリシャからの手紙」をたどる旅をしようとなった。もちろん行き先はギリシャである。往復7日間、期日は今年の12月22日か来年の3月末でどうかと言う事です。ギリシャからの手紙に出てくる方々と(私が案内し)会いたいと言うのが目的です。
  そしてギリシャと日本文化交流会をもとうとしています。中身はこれから考えます。そしてそれが実現したらリオシス氏に豊実に来ていただく。東京オリンピックのとき彼はギリシャで聖火ランナーだったのです。そのユニホームを着て豊実を走るのです。その聖火台は今年私たちがつくります。彼がこれなくともそれは里山アート展会場に実現します.。

  今年のシンポジウム「コスモ夢舞台で語る」には素晴らしいゲストを迎えています。それはEUジャパンフェスト日本委員会の古木修治さん奥会津書房の遠藤さんです。このお二人に私たちの夢を繋げてゆくように考えています。日本人の健康寿命、男性は72.3歳、女性は77.7歳だそうです。健康に動いている時間はそれほど長くないようです。縁あって繋がったコスモ夢舞台ビレッジ住民、私たちは今年も、よい夢をもって生きてゆきましょう。