2010.01.09
「動」を読んで
佐藤賢太郎

昨年暮れのある日、博進堂の清水伸社長が突然和彩館においでになり、私はコスモ夢舞台の施設を案内しました。その後、社長が発行人の創刊号「動」という冊子が贈られてきました。私も「動」を読ませていただきました。

年明けの7日、EU・ジャパンフェスト日本委員会の古木修治さんと私は博進堂の会長清水美知夫さん、社長清水伸さんにお会いしました。古木さんは、帰りにいただいた「動」の創刊号に書かれていた「公益社会宣言」に、とりわけ大きな感銘を受けたそうです。  

ページを開くとこう書かれていました。

「日本に元気がない。景気が悪いとか不況だとか、リストラや派遣切りと暗いニュースばかりだ。しかし、日本中を見渡すと元気な人と元気なニュースはいっぱいある。未来の大海原に船出した人たちがいっぱいいるのだ。、、、そんな新しい時代を動かす「公益人」の一人目として、三角太郎さんにインタビューした。」とあります。私の知らない人が、しかも必要な能力を持った人はどんどん集まってきてくれ、プロジェクトが前進している。それは信じられないほどの広がりです。  「リーダーは、世の中の役に立つ優れたコンセプトを作ってわかりやすく発表することが一番大切」とも書かれていて、その本部は沖縄の伊良部島にあるそうです。

私は始めサーと目を通しただけであった。再度読ませていただきながら、既存の組織のあり方ではなく、人が誰でも幸せになれるあり方を模索している運動体と感じた。まったく同じではないが、コスモ夢舞台に共通するものも感じた。私たちは経済的に自立するところまで至っていないが、それぞれの持っている能力を発揮して、個人の活力再生や活力ある魅力ある地域づくりをめざしている。この仲間はほとんど首都圏の仲間である。それを13年継続してきた。

今年は新たに、仲間だけでなく夢のある生き方に賛同する人々にも参加していただこうと準備している。そんな年に、こうして郷里、新潟に博進堂さんと一歩深めた出会いをいただけたことは、とても面白いことである。これからさらに、ご支援とご協力をいただけたら幸いです。

我われも多くの方々にコスモ夢舞台を利用していただきたいし、それがまた社会の役に立つならば何よりである。元気でいられる人生の時間はごく限られている。私に残された時間も、そんなに多くはない。仲間とともに現代の桃源郷をつくりたい、そんな想いを「コスモ夢舞台冊子1、2号」の刊行で博進堂さんにお願いしたのも何かのご縁でしょうか。

博進堂さんは協和写真の桐山さんとのご縁からはじまり、さらに古木修治さんにこうして広がり、皆さんへのご紹介となりました。