2009.04.12
春一番景観つくり
佐藤賢太郎

コスモ夢舞台の事業の一つとして景観つくりがある。仲間とともに桃源郷を創ることです。もう5年も続けている。4月11日に、遠藤さんが蓮田から仲間を連れて訪ねてくれた。夕食時は話しが弾んだ。桃源の湯には女性軍4人が入った。翌日、彼女たちはキノコの菌を植え付ける体験やそばうち、山菜とりを体験した。そして昼には、和彩館の10割そばを食べ、すごく満足感を持って帰られたようだ。

遠藤さんは地元の方と、川に落ちているツタの絡まった雑木を船にひきあげたり、枝を切ったり、大変苦労しながら景観つくりをしてくださった。蓮田の皆さんは私にはなじみの方が多いのだが、遠藤さんも連れてきてよかったと、とても喜んでいたようです。

和彩館の店主マキ子は「ここには特別美味しい食べ物はなく、みんな手作りです。また、名所はないが大切なものがあります。“素晴らしい自然に触れ合えること。人との語り合い、心のふれあいがあること。からだを動かし都会にはない生活体験ができること”」と言っていた。

  それにしても、コスモ夢舞台を表現する言葉として奥会津書房の遠藤由美子さんから贈られた言葉が嬉しい。

     土と風が織り成す新しい世界には

     絶えず感動が生まれている

      いのちきらめく人々が真実に向きあい響きあうとき

     古い建物が巧まざるアート空間として蘇り

     眠りから覚めた田畑には、実りが約束される

     それは日々積み重ねられる無私の情熱

     美しい水辺を取り戻そう

     自然に添う暮らし方を取り戻そう

     ふるさとにはいつもあなたの座る場所がある

     そのふるさとを共に創ろう