2010.03.24
東京ブロック3月の例会から
森 紘一

 東京では桜の開花が告げられたというのに、うすら寒い曇り空の23日(火)、東川口の例会には11名が出席した。散会後の帰宅時間にはJRの停電で埼京線、山手線が動かず、しかも雨降りというおまけつきの一日だったが、例会はいつにもまして明るく賑やかだった。

 「皆さん、本日はギリシャ旅行の壮行会にお集まりいただきありがとうございます!」
味噌つくりイベント実行委員長Oさんの第一声には、皆さん大笑いだった。まず、豊実に参加された面々から、当日の楽しい様子が細かく報告された。     

来年からは記録やデーターをもとに、マキ子さんを中心としたプロジェクトチームが動き出す。地元文化の伝承のひとつが、こうしてお年寄りから若者へ(?)しっかりと受け継がれたわけだ。味噌つくりの作業工程に、合いの手や囃子の歌声が加わったことも特筆ものである。ひょっとすると、‘味噌つくり音頭’は豊実の新しい名物風景となりそうである。

今年は地元の若手や近在の人びとの参加数もふえ、味噌つくりだけではなく味噌小屋つくりにまで参加いただいたことも出来事だった。佐藤さんではないが、ふくろう会やコスモ夢舞台のメンバーが揃わなくても、ことが進められる下地が徐々にできつつあるということになる。

そうした成果だろうか、「コスモ夢舞台」の活動について阿賀町役場と町議会から認められたという佐藤さんの最新情報は、我われ全員に喜ばしいニュースである。それは田んぼ夢舞台祭りのように、地域の方と共に取り組む実践などが評価されてのことと聞いている。

「魅力ある蓮田をつくる市民の会」を進めつつあるEさんから、運動はまだまだこれからだが、仲間との話し合いで豊実見学に行ってみようという話が出ているという。ぜひ、じっくりと地元固めを進めていただきたいと思う。

「コスモ夢舞台2010」に当初組まれていた、新潟市と阿賀町の「写真展」が無期延期になった経過と佐藤さんの見解について報告があった。EU・ジャパンフェスト日本委員会の我われへの支援は本当に感謝だが、「写真展」についても機の熟するするタイミングをはかって、無理のない形で事業実施の実現に持っていきたいものである。

会の終わり近く、最近会員になったHさんから「コスモ夢舞台に関心を持っている友人が入会したいといっています」という声があった。「私がOKを出せば、後は佐藤さんだから」幹事長の声が一段と弾んで聞こえた。

「では皆さん、元気で行ってらっしゃい!」今回、都合がつかず、ギリシャを見送ったKさん、Mさん、Hさんから声が上がってお開きとなった。