2013.09.09
佐藤さんと仲間とのギリシャへの旅の物語のはじまり
大塚秀夫

佐藤さんの笑顔はギリシャに単身乗り込んでも変わらなかった。どんなときにも上機嫌。2010年私も佐藤さんと一緒にギリシャに行った折、なじみのレストランのオーナーに「これから日本の仲間と食事をしたい」と電話をし、レストランに着いた。そこへ連絡もしないのに副市長リオシス夫妻もわざわざ来られたのだ。言葉も通じないのに副市長リオシスをはじめそこに暮らす人とのふれあいが普通じゃないことに感動しました。その食事の時、佐藤さんは日本の割り箸を取り出して「ジスイズハシ」と食べるまね。英語ができなくても会話が弾むのです。細かな小道具も用意して相手を喜ばせる心遣いがすばらしいと感心してしまった。

そしてリオシスさんがなにやら紙を取り出し新しい作品をイメージしてスケッチを描いた。そこで佐藤さんと次の作品のイメージについて会話が弾んでいく。副市長リオスシはアマリアーダ市に日本とギリシャの友好広場とし、アマリアーダの名誉市民として迎えるための新しい作品を作ってほしいのだ。まさに親善友好を実現しているそんな光景を目にして、私は是非これを佐藤さんに実現してほしいと強く思い、このプロジェクトを応援します。