2009.12.

2019.3.1
ある方の終焉
佐藤賢太郎

 人間は必ず死を迎える。私もいつかは分からないが、必ずその日が来るだろう。

 私は人生の師から大いなる生き方を学んでいます、その方がお亡くなりになりました。その葬儀は、質素に家族葬でなされたとのことです。私の学ぶところでございます。

生前に師は言葉を残しました。「時代を超越した視点に立って物事を見なければならない」。そして、「暮らしの安定は必要ですが、経済的に豊かになることが必ずしも幸福と一致するものでありません」、「私たちは大自然の(より善く生きよ)という意思に導かれて進化を重ねてきたのです」。より善く生きることそが、私たちに与えられた使命なのですと、教えられました。

 私はこの言葉を深くかみしめ、生きてみたいと想い、日々反省しながらわが人生に挑戦しています。