2009.12.

2022.05.27
春の風
大塚 秀夫

喜多方市美術館における
コレクション+(プラス)
春のいろとかたち展に行ってきた。
色と形に豊かな生命力、どの作品からも
穏やかな空気が感じられた。
佐藤さんの作品「春の風」において
石を前にして何を作るかが一番難しいと言う。
石はしばらく無言でそこに佇み
経過する時間の中で、石から見つめられる。
無心になった瞬間、この瞬間をとらえ
石は表現性を持ったものに
生まれ変わるのだ。
そこに作品が生まれてくるのだろう。