2009.12.

2020.10.24
なぜ、若いのか
大塚秀夫

佐藤さんは気付き即行で動いているからつれづれなるままに書けるのだ
一日としてボーとできる休む日がないという
16日はテレビ局の方と打ち合わせ、17日と18日はロケ
翌19日は喜多方市役所で寄贈作品の除幕式
17日は21人集まるその部屋割り
マキ子さんと二人で切り盛り
マキ子さんと言い争いもする
喜多方市に寄贈した作品は佐藤さんが命がけで作った作品
寄附受納式が行われた日
4トンの作品をつるす
一瞬でも・・・・
その緊張感
生き生きしている佐藤さん72歳
かつて母校に彫刻「大地の芽」を設置に
奔走された同級生の方々も集まった
みなさんは貫禄もついて体型もそれなり・・・
私には佐藤さんが若く見えた
自分自身を本当に活かしている
毎日、動いている
なぜ、こんなに元気なのか
これだけ動いて疲れない
楽しいという
自分というものしっかり持ちぶれていない
出し惜しみはない、ありったけの力を出す
今、喜多方市の高郷村の道端に小野小町塚がある
小野小町が没したという高郷村に
小野小町石像を寄付された
純白な大理石彫刻で創った。
雪国で、雪の妖精のように、
誰も見たことがない美しい女性像
しかも見たこともない姿
設置は彫刻家として嬉しい限りであるという
自分自身を本当に活かしている
毎日、動いている
よく動いて実に一寸の隙間もない
きびきびしたところに一種の美を見る