2009.12.

2020.9.17
小野小町とイザベラバードに夢を
佐藤賢太郎

 小野小町は誰も見たこともない、生まれも、死亡もわからない平安時代の謎だらけの女性である。おもに全国各教育員会が立札を置いているようだ。彼女は絶世の美女で歌人といわれている。ほんとのところはわからない。
 イザベラバードは、明治時代戊辰の後、日本を旅し、紀行文も残っており明確である。阿賀町を旅し、船で津川から新潟に行った。それにちなんでか、阿賀町ではジェットエンジン付きの船を購入した。

 すでに二人はこの世にいない。私はこの2人を、私のできる範囲でまちおこしに役立てたいと思った。しかし小野小町の彫刻を設置するには、教育委員会は賛成しましたが、地元の地権者、共有地が同意しなければ実現しないのです。
 小野小町は大概、十二単の姿をイラストにしたイメージです。私の場合は立体であり、純白な大理石で、幽玄の世界に住む妖精のような女性にしました。
 ところでイザベラバードについてですが、我が家に逗留するイギリス人をガイドとして船に乗せ、話してもらう。そのアイデアを阿賀の里の社長さんに話しました。しかも、彼には交通費だけでよい、宿泊費は我が家で持つといいました。そうしたら、阿賀の里の社長さんは機会を見てやりましょうと承諾してくれました。何事も即、動くことが大切である。