2009.12.

2021.8.21
すっかり変わった復興
佐藤賢太郎

しばらく何も書いていませんが、私は毎日焼け跡の始末と再建に汗を流しています。それは戦後の復興のようです。

 皆さんと造った想いでの仕事場はなくなりました。新たになります。今度はシンプルにします。石夢工房の建物は二つだけにします。工房には太陽パネルを取り付けます。工房から離れた石材は残りました。
 二階を造りません、肩屋根です。したがって屋根裏はありません。当面、風呂は焼却炉です。再建してもバラックの露天風呂にします。
 燃え残った木材で私が全焼を忘れない為に作品をつくります。どんな作品になるか予想してください。
 今は鉄の骨組みにトタンを張り付けています。
 皆さんそのトタンに絵を描きます。特に桐山さん、大塚さんに描いていただきます。御沓さんは内部に書を描いていただきます。こうして皆さんの絵や書を残します。記録です。
 来年から「里山アート展」を変え、「佐藤賢太郎と仲間たち」にします。全面的に田んぼから場所を縄文ミュジムに移します。田んぼは蛍を見るだけにします。今度お出でになるとき是非ご覧ください。