2009.12.

2012.03.07
ある講演会
佐藤賢太郎

それはガンを治す講演会であった。川竹文夫さん自身が23年前腎臓ガンになった。その方が、体験をもとに2時間講演されました。

ガンは生活習慣病である。決して不治の病ではないと、自信を持って話されました。

生活習慣病とは何か? 心の在り方、食事の執り方、ライフスタイルの在り方、それが間違っていたためにガンになったということです。だから、それを改めることによって治せるという結論です。

ライフスタイルは早寝早起き、食事は玄米菜食。そして、自分では努力してきたつもりでいましたが、一番難しいのはガンになる原因が心であるということです。イライラするとガンになりやすい、このような正しくない心のもち方が一杯ありました。そして、肉体的にも精神的にも過度のストレスが私にあったということです。

 治すには徹底的な努力が必要だと言われました。学習も実践もしなければならない、厄介だけれども、人生を終わりにしたくないなら仕方ないのです。しかし、これを乗り越えたら心身ともに以前より素晴らしい人間に変わることができるということでした。それは私にもよく理解できます。

末期ガンから生還した方が、短い時間でしたが私たちの前で話しました。その方の表情は穏やかで柔らかでした。自分だけでなく、人の助けをしたいと言っていました。やはり、徹底して努力した方です。病気を克服しただけではなく、人間が変わったのです。だから川竹文夫さんはガンになってよかったというのです。私もそうなりたいと思います。

免疫力を上げる、これが心を治す原動力。川竹文夫さんが言うには「たとえば信号待ちで青信号に変わったとき、私は治ったと思う。それを声に出す。これが皆さんできませんね」と言いました。素直にできるでしょうか。

 心を治すと言っても、それは一人ではなかなか治せません。こうして、皆さんで集まりセミナーや講演を聞いて実践することです。心を治す実践は一つではなく、その人によってさまざまあります。  

本を読み、実践する。朝は早く起きる。免疫力を上げる実践をする。夢を語ることも多くありますが、私は命がけでこの挑戦をしているところです。