2009.12.

2012.07.19
健康を考えるフォーラム
佐藤賢太郎

今日までコスモ夢舞台として様々なシンポジウムやフォーラムを開催してまいりました。しかし、今回のフォーラムは健康を考えるという初めての領域でした。しかも、題名はそのものずばり「ガンをはねのけ生き抜く力」としました。

人間は生まれたら、いつかは誰もが死に至ります。しかし、死を遠いものだと思っている方がほとんどでしょう。私は生かされている時をどのように生きるべきか、ガンになったことで生き方を変える機会になりました。ガン患者になり、死を身近に感じる立場となり、このテーマを選びました。そして佐々木英雄様がいてくださることで、実施に踏み切ることができました。

芸能やコンサートには人が集まりやすいのですが、講演やフォーラムとなると人を集めるのは難しいようです。

「いのちの田圃の会」会長で日本ウェラー・ザン・ウェル学会主席研究員である佐々木英雄様に快く講演を受けて頂いたことは大変心強く、この企画を進めることができました。

開催までの間、私は何度も佐々木様と連絡を取り合いながら進めてまいりました。そして7月15日に、佐々木英雄様の歓迎会を前夜祭として開催いたしました。会はとても盛り上がりましたが、ガン患者は私と家内、そしてガンから生還したコスモ夢舞台の会員、「いのちの田圃の会」会員の一人、それ以外10名は皆さんガン患者ではありません。にもかかわらず、中には「ガンよ、ありがとう」そんな言葉が飛び出し、「もう、ガンになっても不安はない」と感想を語る方もいました。

開けて16日(月・海の日)、いよいよフォーラム当日となりました。関東の仲間はもとより、新潟県の遠路からの参加者、地元の方、福島県会津若松市、喜多方市等々の友人知人が多勢集まり、会場は予定をオーバーして総勢61名になりました。

はじめに私から「いのちの田圃の会」会員として、「私の選んだ道」について20分ほど前座をつとめさせていただきました。その後「私はこうして治した」と題して佐々木英雄様に1時間ほどお話ししていただきました。佐々木様には時間がなくて申し訳ありませんでしたが、参加者の方々にはとても心に残る内容でありました。その証拠に、ガン患者ではない方が感心深く聞いてくださいました。佐々木様の人柄、その優しく明るい語り口調は誰にも聞きやすかったと思います。

できれば皆様と質疑応答の時間がとれたら、もっと良かったと思いました。何事も一期一会でありますが、健康は誰もが関心あることであり、今後もこのテーマは継続したいと思いました。

さて、フォーラムの後に和彩館にてマクロビオティック料理の昼食会を企画したところ、参加者は50名となり会場は熱気に包まれました。勿論、肉、魚、卵などは一切使わない玄米菜食の料理でした。しかし、皆さんとてもおいしかったと満足していただきました。最後は玄米コーヒーも出させていただきました。前々日から、家内が創造した料理でありました。この家内の協力なしには到底でき無い昼食交流会でした。

そして、佐々木様が感心されたのはコスモ夢舞台の皆さんが献身的に動かれる姿でした。前日の作業、そして当日の運営スッタフとして、きびきび働いている様子に感動していただきました。

ガンを治すには、これまでのライフスタイル、食事、心を見直し生活習慣を変えることだと余すところなく教えていただきました。

NPO法人ガンの患者学研究所、佐々木英雄様ご協力ありがとうございました。