2009.12.

2013.10.28
講演会に寄せて2
佐藤賢太郎 

10月26日博進堂の清水社長さんが里山アート展に来られることを前日知りました。ご家庭の事情もあり、とても忙しい身でありながらよくぞお出でくださいました。まず和彩館で私と話をされ『私も社員を誘って、新潟の「来たバスに乗れ」講演会に行きます』と言ってくださいました。私は大変うれしく思いました。勝手ながら、それは社長さんとの信頼があってこそ、そして里山アート展などのコスモ夢舞台に関心を持ってくださっているからだと思います。 

長靴に履き替えた清水さんに、私は里山アート展会場を隅々まで案内し、説明いたしました。メダカの川に棲むメダカも嬉しそうにご覧になりました。「桐山さんの写真は記録としてとても貴重ですね。森英夫さんの写真もいいですね」と感嘆されていました。雨のさなか、ご自身の会社の作品も田んぼに入り、感慨深くご覧になられました。そして雨の中、お出でになった方々を見ながら微笑んでいる姿にホットいたしましました。

話は変わりますが、米の脱穀機ハーベスターを中古オークションで買ったのですが、「エンジンの調子が良くないので、エンジンだけ外して送りかえしてください」と連絡がありました。エンジンを外すのが私には困難なので、すぐ88歳の叔父さん(母の弟)に頼みました。それを見事に取り外してくださいました。小さいころ学校の成績は良くなかったそうですが、凄い才能です。ありがたいことです。 

そうして夕方和彩館に帰ると、里山アート展のオープニングイベントで踊った渡部さんと長澤君が突然お出でになりました。この若者たちに、コスモ夢舞台が今日あるのは一朝一夕になったわけでありませんなど、いろいろな話をしました。「これからは一緒にやりましょう。あなたたちをお呼びします」と言いますと、とても喜ばれました。偉そうでありますが言うべきことは明言しました。更に私と付き合うにもそれなりの礼儀も必要であること、それが嫌なら付き合いはできないこと若い彼らに申しました。彼らは11月3日の里山アート展打ち上げの折、作家間地紀以子さんがお連れになる千葉の舞踏家と一緒に踊りをすることになりました。これもまた、素晴らしい展開となりそうです。

さて、新潟の講演会について申しますと、「知人も誘います。講演会に仲間の方にも聞いていただきたいと思います」と、とても感心深く期待してくださいました。そして今日以前から知り合いの方ですが、里山アート展見学に来られて偶然にも田んぼでお会いして、その後和彩館で私の作った食事をしながらお話をしました。その時「私、来たバスに乗れ講演会に友達を誘って参加します。」と言っていただき嬉しくなりました。博進堂の社長にも、地元の若い方々にも共通しているのは、私の生き方に関心をもっていただいていることだと思います。果たしてどれくらいの方がご参加くださるか分かりませんが、数ではなく、生き方に共感してくださる人々との講演会になりそうです。

講演会後は皆さんが楽しみにする懇親会を行いますが食事は極めてシンプルにします。新潟県内でこんなに共感出来る人と集まれることはとてもありがたいことであります。