2017.06.29
地域おこしと講演会
佐藤賢太郎
地域おこしも、母校の大学での講演会も、私には不可能と思える出来事であった。しかし私は、これを天からの授かりものだと思いました。仲間がいたからこそ、実現できたと思います。
今、温泉も名所も名物も何もない過疎地域である豊実にスポットが当たろうとしております。
過疎の豊実には仕事が無いと言うのは、私からすれば工夫する努力が足りないということだと思います。それには日頃の感性、感動する鍛錬が大切だと思います。例えば田んぼの用水を噴水にする。私にとってそれは「こころの泉」になっています。今までは考えもしなかったのです。この地域にスポットが当たれば、それは地元の皆さんにも喜びを与えることになります。そして私は、それを土台にしてより良い夢を創ります。
学長さんからメッセージを頂いた講演会の開催は、ひとえに大塚秀夫さんのお骨折りによるものであります。誰にでもできることではありません。このような人間関係をもてたことを、ありがたく思います。
ところで、芝浦工大ラグビー部OBの皆さんは、私の話を聞くのは初めてだと思います。遠路はるばる四国や石川県からお出でになったOBもいらっしゃいました。ありがとうございます。
「何でわざわざ佐藤賢太郎の講演を聴くために集まるの?」
きっとそんな疑問があったかもしれません。わたしは過去に生きているのではなく、現在に生きています。そして私は、そういう人たちと未来について話したいという願いがありました。
「あの平凡な佐藤が」と思うOB
もいたと思います。ともかく、お集まりいただき話し合いました。私には仲間がいて、全て応援していただきました。
地域おこしにしても、大胆な発想と実行力が大切だと思います。
今、私は人生の頂点にいると思います。こんなに動けるのは今しかない、残された時間は少なくなってきました。けれども私は懸命に理想を追い、走ります。
講演会翌日、私は厚木市の朝の勉強会に行きました。そこである方が演檀に立ち「私はお客様から、ああしなさい、これを作れと言われている毎日です、片や佐藤賢太郎は好き放題している。実にうらやましい」と冗談半分に言いました。この方にも、何かと助けて頂いている私です。私たちは別の方のお宅に泊めていただきました。腰が痛いという家内を連れて厚木に行くと、何と良くなりました。不思議な話です。
今私は、大学で講演した1時間の内容を10分に短縮して話す準備をしています。近々、あるところでプレゼンをするためです。
これに関しては、間もなく報告できることを楽しみにしています。
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