2018.07.19
ドイツ人のウーファー2
佐藤賢太郎 

ふくろう会館&アートギャラリーの屋根のトタン貼りは、暑さと高所で、とても大変であった。ドイツのウーファー3人がいたのでできました。頂いたトタンを使い軒先だけを貼りました。

しかし、気力がなければできません。なぜそんなにまでして貼るのか。冬、私一人で雪おろしをしなければなりません。保全ができなくなることが目に見えるからです。雪を考えて、猛暑の今やるしかないと感じています。

 トタンを貼る仕事を通し、ドイツ人の几帳面さを感じました。理屈を通し、なぜなのかとか、先々のことを考えて、質問や提言をしてきます。

日本国籍の彼は「材料が合わないので、これではトタンが飛んでしまう」と言います。そこで私は、「それならば、釘を打てばいい、そしてシリコンを塗るようにする。飛んでもあなたの責任ではありません、私の責任で行います」と言ったが、彼は納得をしていないようでした。リーダーは私なので、従ってもらいます。

コスモ夢舞台が、どのような現状かを踏まえていないので、真面目に直言してきます。しかし、それではコスモ夢舞台の運営はできません。 

さて、トタン貼りを終えて(あとはトタンの材料が入手できてから考えます)彼らに喜んでいただけるのは家内の料理です。

毎食違った料理を提供します。何を出すかを考える。それはすごいことです。まさに創造です。私たちは苛立つこともありますが、お互いに葛藤しながらも日々円満に対応しています。

 トタン貼りの後は森林から薪運びです。森林は暑くはありませんが重労働です。枯れた木を森から運び、なぜ森林をきれいにするか。

皆さんが入る風呂の燃料は勿論ですが、私はその他の説明をしました。

薪運びは人が集まるからできます、一人では到底できません、これからはウーファーの力が必要です。私が先頭に立たざるを得ないということです。そのためにも、健康な肉体と健全な精神がどうしても私には必要です。