2020.8.27
今のウーファー
佐藤賢太郎

  5日間も原稿が来ないので、元気なのか心配したと鈴木隆雄さんから電話があった。原稿が書けないほど私は忙しいのです。その理由を書きます。
 3日間、朝5時から田んぼの仕事をしています。無農薬の玄米を作っているのです。正直なもので、今年は手が足りなくて田圃の稗がひどい。そして草取りに追われています。
 普通の田んぼなら1反に7俵は収穫できるのに、今年は、私の田んぼは3俵かもしれません。手が入らないとこうなります。朝5時とは早いと思うでしょうが、昼間は暑くて仕事になりません。朝は快適な温度です。ですから5時に起きて仕事をします。7時に桃源の湯に入り、汗を落とします。そして7時30分朝食。

 昼間は遊び(?)です。ウーファーの彼はその生活を素直に喜んでいます。トタンの貼り付けも手伝いをさせます。美紀さんから頂いた船を川から引き上げ、ペインティング用に使います。引き上げる時、チエーンブロックが壊れてしまうなど、やってみないとわからないことばかりです。
 今のイギリスのウファーは大学院生で25歳です、私ととっても息の合ういい青年です。いわき市の龍雲寺の石庭づくりに助手として行くことになりました。京都の竜安寺の枯山水をつくる過程を見られるのです。
 同じイギリスのウーファーは何の手伝いするかと聞きます。そういう方は来ないほうがいいと思います。ちなみに彼女は日本語が得意です、日本語がうまいかどうかは関係ありません。問題は人間性、意気込みです