2018.04.23
「豊実の生活二週間目」
日本人ウーファー・N

 約二週間に渡る「桃源の湯」の配管修理がようやく終わりました。こっちを直せばあっちが漏れる、という具合で、途中「本当に終わるのだろうか」と思ったほどです。試行錯誤の連続でした。正直こんなに時間がかかるとは思いませんでした。賢太郎先生の熱い執念に触れられたように思います。

 13日は喜多方と会津、14日は郡山と猪苗代へ案内していただきました。
様々な場所に先生の作品が設置されています。
また、行く先々で、先生と奥様の広い人間関係を感じました。色々な出来事やお世話になった方の思い出話もたくさん聞かせていただきました。
教職をお辞めになり、彫刻の世界に飛び込まれ、それを支える奥様と二人三脚で一歩ずつ歩まれてきた人生は、私には想像も出来ないほどの波瀾万丈なものでしょう。お二人は「喧嘩ばっかり」と仰いますが、芯の部分で通じ合い、信頼されているのが、毎日繰り広げられる夫婦漫才のようなやりとりからも窺えます。大変な時間を共に歩まれてきた強い絆を感じずにいられません。