2018.07.06
親子のウーファー
佐藤賢太郎
まったく私たちはよく動けるものです。今度はスペインから、親子のウーファーを受け入れました。親子連れは初めてです。
子供は9歳で、はきはきして利発な子です。大概のホストは、子供は手伝いができないし、手がかかるからから断ります。
田んぼに蛍鑑賞に連れて行くと、ふたりはとても感動してくれました。これこそ田舎の財産です。
聞けば羽田から真すぐに豊実に来たと言います。そしてどこにもよらず、スペインに帰るそうです。
いつもながら、なぜ我が家を選んだのですかと、聞きました。
1.あなたたちの写真から、人柄の良さを感じた。
2.あなたが彫刻家であること。
3.いろんな活動をしていること。
4.オーガニックな生活をしている。
それで決めたそうです。
私は写真から、この方なら滞在期間が短いし、子供連れでも信頼できるだろうと思いました。自己紹介には科学者と書いてありました。何の科学者だろうと調べますと、医療関係らしい。でも、我が家の手伝いができなければ駄目ですと念を押しました。
彼女は世界中を旅しているようです。そしてホームページを読んでいて、ウーファーなどが、我が家で何をしているか知っていて、そこに興味を持ったようです。お土産に、スペインで最高のオリーブなどを持ってきてくれました。私たちがオーガニックな生活スタイルであることを分かってのことです。
さて、田んぼに入り草取りをしました。子供も田んぼに、素足で入りました。子供は泥まみれですが飽きもせず、親子で楽しそうに草取りをしている姿に驚きました。
お昼にスペイン料理を作っていただくために、少し早めに切り上げ、手足を洗う水場に連れていくと、そこでも親子で触れ合い、遊びにしてしまいます。それはほほえましい光景でした。
子供には私の手伝いをさせ、その後、パエリアというおいしいご飯をいただいました。私たちはいながらにして、世界各国の料理を食べています。こうしているうちに、私たちはお互いに信頼関係を深めています。
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