2017.07.20
ウーファー殺到
佐藤賢太郎
ウーフとは、人と人の交流を意味します。2014年ウーフホストをして以来、我が家には12か国から外国人がやって来ました。
一年目は二か国2人、私は彼らを迎えに会津若松駅まで迎えに行きました。今は豊実駅で迎えます。2年目は4か国4人、3年目は7か国9人、今年は既に5か国10人です。これは異状かも知れません、普通ではありません。常に我が家には外国人が滞在している状態です。
いくらホームページでコスモ夢舞台を紹介しても、日本人は魅力あるところと思わないのでしょうか、来てくれません。ところが、遠い外国から我が家を選んで毎日のように、来たいという問い合わせがあります。それもコスモ夢舞台のホームページではなく、ウーフジャパンの限られた10枚の掲載写真を見てのことです。
どうしてでしょう?
私は多くの外国人を受け入れながら、学んでいます。そして肌で感じています。しかしこの行動は、叶えてくれる家内の協力があってのことであります。直接我が家の金銭収益につながるものではありません。
感動すること、好奇心がそうさせるのであります。彼らと言葉がままならないことがしばしばあります、その壁を越えているのです。好奇心がないなら、面倒だというのが大方だと思います。日本では北海道がウーフのホストが多く、新潟県でウーフホストをしているのは、現在休眠中の一軒を除いて我が家だけです。
このことばかりでありませんが、だからこそ私たちは普通の価値観だけでは生きていけないと思います。
ところでこの交流から学ぶことは、(1)感動はその時で終わりと思うこと。(2)日本人に比べ外国人は異国の文化を学びたいという若者が多い。(3)言葉が解らなくても、やって来るチャレンジ精神などです。
それに対して私が教えることは、(1)自分でもできないこともありますが、日本の挨拶やマナー。(2)私の生き方や価値観を伝える。これは外国との親善交流になります。(3)忘れてならないのは食事が美味しいということ。食生活の重要性などです。
受け入れは絶えず挑戦です。好奇心です。そして日本を伝えることです。
自分と違うところから学ぶ経験は大切だと思います。世界各国のウファーは、それを実践しています。ギリシャやモロッコについて私が書いた体験紀行文を、ぜひお読みいただけたらと思います。
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