2018.08.12
私の思う大切なこと
佐藤賢太郎 

ウーフをしていることがきっかけで、私はある方から「できたら息子をあなたの傍に置いてくれないか」と訊ねられました。

私は「本人がその気にならないと難しい」と言いましたが、本人の意思で研修することになりました。一ヶ月が経った頃、彼は辛くて辞めたいと言います。当然です。今まで気ままな生活をしていたのですから。

 しかし私の説得で考え直し、続けることになりました。一ヶ月と二か月目では、私の接し方も違うのです。例えば、「何度言ったら分かるのか!」と厳しく言います。そんな時、彼は暗い顔になります。今では怒られても、希望を見いだし始めました。

彼は私だけでなく、さまざまな方と接して救われています。そして分かっても分からなくても、朝から私と共に今までにない訓練をしています。というより刺激を与え続けています。 

次はレバノンの精神をひきつぐカナダ人のケースです。

「佐藤さんのような大きな夢をもてないが、少年時代に両親の仲が悪かったので、今、私は平和な家庭をつくりたい、それも日本の女性がいいと彼は言います。だが日本の女性は、コミュニケーションの取り方が良くないとも言います。無口であることを、それを嫌いということでくくってはいけません。 

私は思います。年頃になったら誰でも異性を意識し、求めるのは自然の法則です。しかし、結婚を考える前に、自分を磨くことが第一です。

それが異性をひきつける魅力になります。そしてバランスのとれた方と結ばれるということになるようです。

つまり自分を磨く努力なしで、幸せにはなれないと思います。 

ここに、家族について、また個人の幸せについて考えさせられます。