2020.6.4
訪問者
佐藤賢太郎

 燕が我が家の軒下に巣を作った。本当に久しぶりでうれしい。巣は犬小屋の上にあり、つまり門番付きで、セコムのようなものです。
私はいつもそれを見ている。

 ところで、沖縄から大学時代ラグビーを共にした建築家
がやってきました。私が彫刻作品の全国マップを作るの
でそこに載せたいと電話をしたのがきっかけです。奥さん
の膝が痛いそうで、私のかかっている整体で治したいと
我が家にやってきた。大学時代以来の再会です。聞けば
旦那さんも大病しました。ラグビーの試合中相手とぶつかって頭を何針も縫ったという経歴もあり、結果、旦那さんも整体を受けることになった。
 彼はなんでもメモをして写真を撮った。そして石で作品をつくる難しさも、自ら体験してわかったようだ。この豊実での体験を通して、プロの彫刻家になるには才能だけでなく、バカになれるような人間関係もないとなれないことが少しわかったようだ。
 彼、小林さんとは沖縄に彫刻設置が決まり、新しい文化をつくろうと燃えている。私はと小林さんはバカになれるかどうかを実践することにしました。
 当然アートフェスタの会場や仕事場を彼に案内し、手つくりの風呂にも入りました。魅力をつくることを大切にしないと人は寄ってこないのです。外国人が多く我が家に来るのはこうした理由です。私は高齢者になりましたが今が最高です。

 話は戻りますが、整体の先生から家内は100人中20番目に合格であるとお墨付きをいただいた。つまり体操をする実行力と素直さがあったのです。家内は立つ姿勢は依然と比べとてもきれいになり、自信をもち私に教えるようになり、不思議なように膝が痛くなくなった。皆さんは信じられますか。バカになれますか。さまざまな理由を挙げて、多くの人はバカになれないでしょう。