2018.02.14
雪に囲まれて考える
佐藤賢太郎 

近年、温暖化を懸念されていますが、北陸地区、新潟県は例年になく今年は雪が多い年となりました。でも、春は来るでしょう。

ここは、人口が減少し、空き家が増加して仕事がない、大概の方はそう言います。そして、若者は阿賀町を離れてゆく。若者だけでなく、年配の方も出ていき、空き屋が増えてきます。

将来に希望が持てないからだと思います。そんなところに、私は仲間の力を結集してNPOコスモ夢舞台を設立しました。「魅力ある田舎つくり」目指してです。

「何もないところに、何が希望だ!」と言われそうですが、希望をもてるようにすればいいのではないかと思う。都会にいる人がみんな希望をもっていますか? 豊かに暮らしていますか? 私にはそう思えません。私はむしろ、雪の多い不便な(?)田舎にいて、豊かさを感じています。

それにはプラスの発想がないとできません。より善く、魅力ある創造をすればいい。できなければ、そのグループに参加していくというようなプラス思考をすればよい。

しかし、それには潔さがなくてはならないと思う。私には潔さがあります。しかし、初めからあったわけではありません。人生経験を積み重ねるうちにそうなってきました。

私はより善く生きるために、毎朝5時から勉強をしています。いろんな人間から学んでいます。いろんな人から学んでいます。

先日、スコップ隊に参加した愛知県の方から、嬉しい手紙を頂きました。また、参加した大学生からもホームページに投稿を頂きました。NPO法人コスモ夢舞台は、もっと、この雪の生活の中で暮らす人の役に立てないだろうか。

元気なうち、気力、体力があるうちに、そのようにしたいと思います。しかし、会員の方には参加してくださいとは言いません。

手紙にしても、言葉を発するということは人を元気にしてくます。