2007.06.18
多才な人々の訪れ2

「ギリシャからの手紙」の出版記念パ-ティの折、フォークソングコンサートで演奏を披露してくださったIさんたちとは違うグループのSさんがお見えになった。

陶芸教室で焼き物の勉強されていたところ、市町村合併の弊害で教室に参加できなくなり、自分で窯をつくらなければならない状況に追い込まれたという
いずれ、佐藤さんもテラコッタの窯をつくらなければならないし、丁度よい機会なのでつくり方を習得することも兼ねてお手伝いに来てくださった。

窯の材料は、蓮田のアトリエにあったものを壊して再利用する。
佐藤さん予測では一日はかからないであろうということであったが、20年くらい前の記憶を辿りながら、考え考えのため思の外時間がかかった。
時間が押したため、食事もされずに帰宅されたが、1日一緒に朗働をした分、親密度は高まるものである。

秋までにはつくりたいと言っていた窯だが、Sさんのことを想い、早いほうがよいだろうと優先度を上げたお蔭でこれもまた、思いがけずに、予定が早まることになる。(御沓一敏)