2010.01.21                      
雪国の生活2
佐藤賢太郎

ここ数年雪が少なかったのに今年は大雪となった。そのことは雪国の生活1で書きましたが、あれからさらに雪が降り、ついに屋根に上って雪下ろしをしました。

   写真をご覧いただけたらお分かりでしょうが、かなり高い屋根に上りました。屋根から落ちたら怪我はもちろん、命も危ういところです。
   今年は一回目として蔵と和彩館に上りました。できれば私は登りたくないのですが、屋根が壊れてしまったら大損害になってしまうので、危険をおかしても雪下ろしをするしかありません。

   もう一箇所心配なのがふくろう会館です。雪下ろしをしなければと思いましたが、ここも危険な高い屋根です。屋根から雪を下ろして終わりではなく、道路に面しているので、下ろした雪をさらに片付ける作業があり、それをおもうとためらってしまいます。何とか持ちこたえそうなので、上りませんでした。

こうして雪下ろしをしている時、雪国での生活はとても厳しく、報告できる余裕などはありません。ようやく雪が止み、珍しく太陽が出ると屋根から雪が落ち、今度はその雪をどかす作業をしなければなりません。これで今年の雪が終わってくれたらと願いますが、そうはゆかないでしょう。

昨年11月末ころから、ものすごいカメムシが石夢工房に集まりました。掃除機で吸うと3袋がいっぱいになり、燃やしました。カメムシの多い年は雪が降るといわれていますが、本当にそのような年明けでした。
   写真は私と家内が除雪作業をしている様子です。こんな中で過ごすのが雪国の生活です。まさに自然を実感する季節です。