2008.04.25
2008年の初仕事

顔なじみになったご近所の方へご挨拶をする。「戻ってきたかね」、「あなたが見えると春だね」いろいろな言い方をしてくださる。「(良い季節だけ来て)申し訳ありません」とお返ししながら、声を掛けてくれただけでもありがたいと感謝した。

さて、コスモ夢舞台の様子が少し変わってきた。新潟限定ではあるが、食に関する二つの雑誌に掲載されたということが一番大きいようである。まだ、土日に集中しているとはいえ、和彩館での食事の予約が結構入るようになった。

それも旬の地元の食材を使った料理ということで脚光を浴びているため、食材である野菜作りが重要になってきたというわけである。昨年までは、佐藤家のお母さんが中心にやっていてが、猿の被害にあうだけで意味がないため止めたらどうかと言っていたものを、今度はみんなが感心関心を持ちはじめ、まずは、土(基礎)作りこそ大事だということになった。
  お蔭で、今年のコスモ夢舞台での初仕事は、桃源郷の看板がある畑の草取りということに相成った。
  これも、重労働ではないが、屈む姿勢が続くと決して楽ではない。

 続いての食材作りは、キノコの栽培のための木材運びである。これは、楢などの硬い木なので、結構腰に来る。ここでは昨年の里山アート展の作品運搬用にFさんが作ってくれたコンバイン改良型搬送機が威力を発揮した。

 最後に、突発的な仕事が入ってきた。隣ムラのIさんという方が林道で車が落ちそうになっているので手を貸して欲しいと言ってきた。現場を見て大変だと思ったが、断るわけにはいかない。佐藤さんは個展に向かって忙しい。またしても、お助けマンFさんへ出動願いをする。相手が軽自動車なので助かった。思いの外すんなりと引き上げることができた。これで、初仕事はお開きとなる。(御沓一敏)