2008.05.31
コスモ夢舞台見学者1

矢吹町(福島県)で「福島県地域づくり総合支援事業・移住者ネットワークふくしま」http://www.iju-fukushima.com/
代表の村上さんという方が娘さん、小学校5年生の女のお孫さんと3人でお昼前にお見えになった。以前、こちらを訪れた上川(阿賀町)の方がご自身のブログに和彩館のことをご紹介してくださり、その記事をご覧になってのことらしい。

3人で始められたネットワーク事業も二方が辞められ、今は孤軍奮闘中。これをどうやって立て直すかと思案中のときに上記の情報に出会ったということである。

夢のはじまりの悠悠亭から全てをご案内すると、一つひとつに感心されながら、特にこうした活動が12年間も続けてこられたことへの不思議さを思っておられるようであった。

また、美術館をご案内しているとき、佐藤さんの7月19日から須賀川(福島県)で開かれる個展の話をすると、知り合いの彫刻家が同じギャラリーマスガにていま、個展を開催中なので行ってきたばかりとのこと。ここでもお互いに、何かのご縁でつながっているのだろうなと感じた。

ここで、エピソードを一つ。女のお孫さんが大の犬嫌いだそうで、リキの姿を見ただけで隠れていた。逃げると余計に喜んで追っかける。そこで、リキはおとなしい人懐っこい犬で、喉元をなでてあげると喜ぶことを教えてあげると恐々手を出してみた。怖がることがないと分るとリキと大の仲良しになった。思いがけず、ここでは、皆が元気になっていくことの実例を示すことになった。

夕方近くまで話は尽きない。ネーミングとネットワークを組む対象となる人選、夢を持つことの大切さに気付いたとおっしゃりながら、須賀川での再会を期してお帰りになられた。

筆者単独でコスモ夢舞台全体の場所にお連れしたのははじめてである。これからはこうしたケースも増えるに違いない。そのためにも図録の出版が待ち遠しい。(御沓一敏)