2007.09.24
里山アート展・会場整備

豊実も朝晩はめっきり涼しくなった。また、秋の到来とともに、いろいろな人が訪れる。
3連休は、若手彫刻家の安部さんが友達を連れて里山アート展の作品作りに見えた。
翌日は、更に、石窯でのピザ焼き体験を予約されていた仲間のKさん一家が到着した。

何とここで新発見、安部さんは本場イタリアで留学中にピザ屋でアルバイトをしていたという。
ピザは伸ばしてトッピングするまでの早さと、石窯での直焼きが美味しいということで、お手本を示してくれる。マキ子さんも急遽特訓開始!なるほど、あっさりとした食感は今まで味わったことのないもので、和彩館のピザメニューに一層の幅を持たせることになるだろう。

夕方には、壁面に絵を描く仕事をしているというSさんが西会津国際芸術村のポルトガル女性アーチスト2人とともに来られた。その1人のリタさんが誕生日ということもあり、お祝いを兼ねてバーベキューで盛り上がった。

連休、最終日には村松(新潟県)よりコスモ夢舞台専属?バンドのIさんSさん仲良しコンビが、石夢工房へ引いている山の水のタンクの改善作業のため、駆けつけてくださった。

さて、里山アート展会場の草刈だが、平場の作業は何とか筆者1人では終らせたが、難関のJR線線路際、土手の部分が残っていた。
今年は地元からの応援は難しいのかなと思っているところへ、地元の良き理解者、お助けマンのFさんより「明日、草刈をやるよ」との連絡が入った。まさに、渡りに船である。

区長とTさんも駆けつけてくださった。手馴れた人たちのパワーはすごい。午前中に草刈は終了。午後はいよいよ胡桃の大木を切ることになる。この辺の作業になると経験豊かな地元の方々にお任せするしかない。無事、作業が終わり馬取川に掛る鉄橋が見えるようになると一大空間が急に広がった。

そこへ、安部さんの作品も完成。タイトルは「空のかけら」という。新しい景観と見事にマッチしたネーミングと作品が里山アート展の新たな一つの目玉として姿を現した。

最後に会場入り口横の桑の木を切ると、視界をさえぎる物がなくなり、緑と黄色の横真ん中を貫く線路がくっきりと見えるようになった

このキャンバスに作品が加わり、SLが走れば、外では見られないおとぎの国のような絵になるに違いない。(御沓一敏)