2007.09.28
桃源の小径・再開通

猛暑続きで、今年の草の伸びはすごい勢いである。
桃源の小径も春に胡桃の木等を間伐して日当たりがよくなったことも加わって、人を寄せ付けない状態になっていた。

さすがに、筆者一人ではとても処理できない状況に追い込まれていて、桃源の小径も今年は、看板倒れに終わるかもしれないと内心思っていた。

そこへ、ムラのTさんが2日間手伝つだってくれるという朗報が入った。ご自身の山の草刈をいつもされているだけに、手際もよく、彼が今回のリ-ダーである。何より2人でやれるというのは何とも心強い。

Tさん、かつての職業柄、時間には性格でかつ時間によって動く。機械を休め、人間も長続きするために40分草刈をして10分休みましょうという提案が最初にある。こちらにとってもありがたいことで、異論はない。

葛や藤のツルがすごく、2段、3段切りを行わなければならない。そのためなかなか前へ進まなかったが。1つの山を越すと少し楽になる。その繰り返しで1日半、何とかスポーツシューズなら歩けるような見通しが立ってきた。
午後は、久しぶりに雨模様となり、Tさんは晴耕雨読。筆者は里山アート展のポスターを掲示していただくために鹿瀬、津川方面の主要箇所を回る。

朗働の後の酒は実に美味かった。これで同士としてTさんとの絆も少し深まったような気がする。
豊実にお越しの節は、「水鏡の小径」だけではなく是非、「桃源の小径」も歩いていただきたいものである。(御沓一敏)