2007.07.20
米つくり実感

  昨年はたんぼに水がこなくなってポンプで水揚げをした。家内はそのため車で30分余掛けガソリンスタンドに通った。その水路確保、補修にために有志の協力いただきようやく治した。その水は今年順調に流れている。昨年を思えば天国のようなものだ。

さて米つくりを体験しておもうこと。田植まではしていただきますがそれで終わりでない。米作りとは水管理、つまり刈り取り近くまで毎日たんぼに入る水回り、水の状態を見回ること。そうしないとたんぼは草だらけになってしまう。そしてたんぼの周囲の草を刈ること。ともかく毎日水を見ないとよい品質の米はできない。これができないなら米つくりは止めるべきだ。そう実感する。たんぼの周囲の草はなぜ刈るか。それはカメムシか発生して米の汁を吸ってしまうからだ。

毎日田んぼに行ってたんぼに稲に声をかけることを楽しみにしないと続かない。こうして成長するたんぼは美しい。自然との共生、自然の摂理、自然との対話とはこんなことなのだ、決して楽なものでない。.
 しかし一時だけでも米つくりに体験するのも貴重な体験だとおもう。(佐藤賢太郎)