2018.06.11
里山アート展と長田良夫個展
佐藤賢太郎

御年86歳になられた長田良夫さんは東京芸術大学卒業でありますが、里山アート展に毎年出品してくださっています。その先生の個展が喜多方市美術館で開催され、私は初日に参りました。大島和子さんが先生をご案内して来られました。私は思いがけなく、大島さんともお会いすることになりました。

さて本題に入ります。長田先生は高齢にもかかわらず、遊び心がいっぱいです。そして右翼の風刺もあります。私は長田先生とお互いの作品を交換しています。ですから、和彩館には長田先生の作品があります。先生は学歴をひけらかすことなく、何ものにも囚われない純真無垢な方です。

美術館の中に電線の絵がありました。汚い電線をどうかして、地下に埋めたいところです。ところがその電線をモチーフにして、絵にしてしまうのです。写真の通りです。電線をそのまま写実的に描くのではなく、絵を分割しながら描いています。楽しんでいますね。

そこに、私との共通点を感じました。私も里山アート展に出す作品では、なんでも奔放に作品にしてしまいます。

それは大切なことだと思います。過疎地の何もないところに新しい何かを産み出してゆく。それがコスモ夢舞台を進展させていくのだと思います。ヒラメキとアイデアが必要です。

ところで昨日、我が家にクラッシクカーマニアの方々9人が立寄られました。そのとき「里山アート展に集まりませんか?」と問いかけたところ、良いですねということになりました。

今年の里山アート展にはヤギもいるし、クラッシクカーも並びます。なんでも作品にします。過疎地がとてもにぎわう所になるでしょう。これがアートで産み出す地域活性化の一つです。あなたもぜひ、里山アート展に参加して楽しんでみませんか。